Microsoft Edge の変更ログ - Windows 10 Insider Preview Build 14352
今回も若干機能追加があります。
いつもの参照元
https://developer.microsoft.com/ja-jp/microsoft-edge/platform/changelog/desktop/14352/developer.microsoft.com
追加機能・改善
- ORTC API で H.264/AVC でコードのサポート(about:flags で有効化する必要あり)
- WebGL で一部変更、機能追加
- 右上「詳細」の拡張機能の下の「What's new and tips」
Web Platform (前回からの変更)
開発中に変わったもの
- Service Worker
検討中に変わったもの
- Initial Latter
- CSS Containment
- Resize Observer
- CSS Font Loading API
開発者向け設定 (about:flags)
上記で触れられているもの以外に
- Webページの無制限のメモリ消費を許可
- ポインタイベントインタフェースを無効に (上に有効にすものがあるので不明)
バグ・問題
- 以前の拡張機能が入っていると OS 更新後、15分ぐらい Microsoft Edge が起動しない場合がある
- TCP Fast Open の機能デフォルトでオン。「about:flags」のチェックは動作しない
- スワイプジェスチャで「戻る」「進む」を行うとスクロールバーの表示がおかしくなることがある
User Agent
旧 - Windows 10 Mobile Insider Preview Build 14342
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/48.0.2564.82 Safari/537.36 Edge/14.14342
新 - Windows 10 Mobile Insider Preview Build 14352
Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/48.0.2564.82 Safari/537.36 Edge/14.14352
前回との違いは Chrome と Edge のバージョンです。
Build | Edge |
---|---|
Build 14342 | Edge/14.14342 |
Build 14352 | Edge/14.14352 |
ブラウザ バージョン
Microsoft Edge 38.14352.1002.0
Microsoft EdgeHTML 14.14352
変更点詳細
TCP Fast Open
すでに接続を確立したことがある IP アドレスのホストに対して 3 Way Handshake の処理を Cookie を使用して簡略化する。 Chorome では対応済みだったはず。
WebGL
追加変更
- Render の項目表記が Edge になる
- Angel が有効になる
- OES_texture_half_float と OES_texture_half_float_linear サポートされる。
追伸
Service Worker の詳しい解説を予定していましたが、時間が取れそうにないのでしばらく延期です。