HoloLens Emulator で JavaScript 版 UWP アプリ(2D アプリ)を試す
準備
Visual Studio 2015 Update 2 と HoloLens Emulator を以下のサイトからインストールする必要があります。
Visual Studio は利用制限のある Community 版でも構いません。
Visual Studio 2015 Update 2
そのままでは UWP のアプリが作成できないので、インストラー起動後に左下「Custom」ボタンから、Tools (1.3.1) and Windows 10 SDK (10.0.10586) をチェックしインストール。
HoloLens Emulator
Visual Studio インストール後こちらをインストールするとエミュレータできます。
注意点があり、HoloLens Emulator 自体が Hyper-V を使用しているため、Hyper-V が動かないとインストールや動作確認はできません。
起動し試す
既存のプロジェクトを開くか、新しいプロジェクトをつくる。 (Templates > JavaScript > Windows > Universal > お好きなテンプレート)
コンテンツの中身を作成し、Build 設定を x86 のにして HoloLens Emurator をビルドしましょう。
下のように平面のウインドウが起動します。
まとめ
JavaScript でも UWP ですので HoloLens でも動くことが確認できましたが、DirectX 使うためか HoloGraphic(3D)のアプリを作成することはきません。
おまけ:エミュレータの操作
HoloLens は端末的に体の移動や頭(視線)動きで操作します。 手を使ったジェスチャとして、スタートとなるものを表示させるブルームジェスチャー、 クリックがエアタップ、エアタップをしながら手を動かすことでコンテンツをドラッグすることができます。
ジェスチャ
- ブルームジェスチャーは手の甲を下にし、グーにして、すべての指を開きパーにする動作
- エアタップジェスチャー人差し指と親指の先をくっつける動作
操作
実機動作 | キーボード | マウス | Xboxコントローラー |
---|---|---|---|
体の移動 | W(前進)、S(後退)、A(左移動)、D(右移動) | なし | 左スティック |
頭の移動 | カーソルキー | クリック & ドラッグ | 右スティック |
エアタップ ジェスチャー | Enter、Space キー | 右クリック | Aボタン |
ブルーム ジェスチャー | Windows キー、F2 | なし | Bボタン |
コンテンツ内スクロール | 右クリック(Altキー)をしながらドラッグ | Aボタンを押しながらスティック操作 |