現行の国内 Windows Phone 端末について
チップスペック順にざっくり説明。
KATANA 01 (FREETEL)
FREETEL KATANA01 特長|機種一覧|FREETEL(フリーテル)
現状出ている Windows 10 Mobile の OS が搭載された Windows Phone では価格が1番安い。
FREETEL SIM を更にお得。
その分スペックが厳しい為、割り切って使える玄人向け。
もしくはフィーチャーフォンの延長として電話とメールをメイン、またはブラウザやアプリをごくたまに使う人ならよいのかも。
軽く触った感じ、心臓である SoC が Snapdragon 210 かつメモリーが 1GByte である為もっさり感が否めない。
背面の加工が良く手触りが良く、ここ最近のデバイスでは珍しく4.5インチと小さめで手になじむ。
端末カラーが黒しかないので今後カバーとか出るとよいかと。
また、現在国内で発売、公表されている中では唯一のデュアル SIM。
二枚 SIM は使えるため海外の旅行の際とか、データ SIM を指すのには良いかも。
MADOSMA (MOUSE COMPUTER)
まだ、バージョンが 8.1 だが、国内 Windows Phone 復活を先導したありがたき機体。
現状 Windows 10 Mobile には有償サービスでアップデート可能。
そのうち Windows Update から更新できるらしいので貧民は待つべし。
Snapdragon 410 なのだが、多分メモリーが 1GByte が問題なのか画面が若干カクつく。
薄さ、軽さ、画面の綺麗さでは個人的に現状1番良い機体。
ストレージが 8GByte だが 16GByte の SDカードが付属している。
今回の中で唯一ハードでのナビゲーションキーを持つ。
ハードそのままで Windows 10 Mobile インストール版と
それに加え Office 365 1年分のライセンスが追加されているものが予約受付中。
Every Phone (YAMADA)
MADOSMA とほぼ同スペックかつ、2GByte のメモリーとストレージ 32G と高性能。
また、液晶が 5.5 インチと大き目。
2GByte のメモリーのおかげか、サクサク。
薄さは MADOSMA より薄く、重さは MADOSMA に近い。
リアカメラが1300万画素で強力。
5 inch 以上の画面の端末を買うならこれ(今のところこれしかないけど)
NEO (NuAns)
これだけ発売前だが一応。
現状、日本の Windows Phone で最強の SoC、SnapDragon 617。
A53 * 8、メモリー 2GByte、ストレージ 16GByte、5 inch 液晶、
Bluetooth 4.1、1300万画素 フロントカメラ、Wi-Fi 5G 帯対応、USB Type-C、クイックチャージとてんこ盛り。
Wi-Fi での Continuum 対応予定
またストラップがつけられる。
本体の裏蓋や裏につけるケースが別売なので本体価格と別に必要。
また、チップ的には LTE Cat.7(300 Mbps DL / 100 Mbps UL)が動作するはずだが Cat.4 とのこと。
Wi-Fi での Continuum に興味があり。
ちなみに Snapdragon 800 の Lumia 1520 での Miracast での接続は結構カクつくので、 617 でどこまで改善されているのか期待。
ここ最近の端末と比べるとかなり太いがケースを選ぶことができるため
Windows Phone を代表する1台となりそう。
まとめ
KATANA 01 は割り切って使う玄人向け
MADOSMA は手ごろな端末で、ある程度使える。この中で唯一がナビゲーションがハードキー。
EveryPhone は 5 inch 以上がほしい場合。
NEO は高スペックを求める人、Continuum を使いたい人向け。他と比べて太さがあるがカーバーのバリエージョン、ストラップがつけられる。
という感じ。
とりあえず、国内に Windows Phone を復活してくれたマウスコンピューターさんや後に続いてリリースしてくれた会社さんには感謝したい。
余談
INDIEGOGO というキックスターター系サイトでスマートフォンサイズの WIndows 10 端末販売の寄付を募っている。キックスタンド的なものもあり、最上位機種は Surface 3 の Atom プロセッサーが使われている。
SyncPhone: Uniting the PC and Smartphone. | Indiegogo
お金のあるりっちまんな方はチャレンジしてみてもよいかと。
(わたくしは INDIEGOGO で Back したものが、ことごとく届かないという状態なのでチャレンジできません)