フラットデザインの起源を考える
Windows 8 発端であるのは確かだが
元は今(一部で)話題の Windows Phone である。
一応、日本でも IS12T という Windows Phone があったため、記憶の彼方にそんな UI があったことを覚えている人もいるかもしれない。
日本マイクロソフトを含め関わった会社のやる気のなさからと共に OS アップデートもなくなり現世から消えた。
2010年ごろ
あと知っている人は知っている
Microsoft KIN One と Two というものがあった。
これもフラットデザインの流れを汲む端末だ
ソーシャルネットワークに特化した端末でいろんな問題から現世から消えた。
今またつくったらそこそこ受けるんじゃないかと思ったり思わなかったり。
こちら、今(一部で)話題の SHARP 製であり、ひどい扱いだった。
辛い感じになったので MS が SHARP を助けてあげてほしい。
Apple の時のように。
2006年ごろ
Windows Phone や KIN にも元があり
Zune というプレイヤー端末とソフトウエアである。
当時、Music Exchange や Zune Pass はかなり画期的だと感じていたし、
何故か初期は東芝がつくっていたりする。
Zune HD は今見てもフォルムはかっこいいと思っているが端末は iPod / iPhone に破れ現世から消えた。
Zune Software は一応ダウンロードでき、システム要件が合えば Windows で動く
当時 iTunes よりはるかにかっこよかった
https://www.windowsphone.com/ja-JP/How-to/wp7/zune-software
2002年ごろ
でもって、Zune にも元があり Windows XP Media Center というやつ。
2005 版をみても現状 TV で扱う UI はこれに近い。
まぁ、こちらはフラットデザインというより、Zune Software をつくっていた人がやっていたというところで、完全なフラットではない。
Windows 10 で現世から消えた。
どうでもいいが、新しい Apple TV は iOS のフラットデザインを捨て、Google の Material Design に近いかたちとなった。
2001年ごろ
さらに、それより先にフラットデザインがあり、Ableton Live というミュージックシーケンサーなのにライブパフォーマンスツールとして使われるソフトである。
自分が知ったときは、まだ VST プラグインの使用目的が主要だった。
個人的にフラットデザインかっこよいと思った最初の UI で、意図的に フラットにしたのだろうと思われる。
音楽系のツールは視覚的に認識できない部分が多く、この時期のものはハードスペックが上がってきたこともあってスキューモーフィズムが多い中、
かなり挑戦的だったと思う。
フラットデザインに何の意味があるかという問いには答えづらいのだが、やはり無駄なものがなくなりコンテンツが明瞭になる点である。
また、自然界で目に映る単色というものは発光しているものであり、注目を引くものである。3DCG のソフトがあるのなら照明や自己発光するのもの光を強くしてもらうと良い。単色に近くなる。
まとめ
私の記憶の中では起源は 2001 年ぐらいということになる。
その後、Windows 8 に出会い魅了される。