2016年、開発者の Microsoft Edge
参照元 Looking ahead: Microsoft Edge for developers in 2016
今回も、かなりざっくり訳
2016 の EdgeHTML で優先すること
パートナーや世界中の開発者ミーティングやフィードバック、開発の動向を確認しながらオープンな環境の継続を優先事項にしていくとのこと。
それが以下の5つ。
- 拡張機能の提供
- アクセシビリティの改善
- 基盤機能強化し、セキュリティ、パフォーマンス、効率の改善
- ウェブの未来を考慮した開発
- コミュニティからのフィードバックと参加のためのより多くのチャネル
拡張機能
昨年の後半に拡張機能についてアナウンスされ開発中。 Windows Store を使用し提供される。 インサイダープレビューにて近いうちに詳細を発表。
アクセシビリティ
2016 年はアクセシビリティの強化を行い、以下のものに注力し、 改善についての詳細は Blog にて公表する予定。
- Windows 10 で新しいユーザー補助を HTML5 と CSS3 でサポート
- HTMLとコアアクセシビリティ API のマッピング
- アクセシビリティ対応の名前と説明および API のマッピングを提供
- HTML5 コントロールと新しいセマンティック要素を追加
- 高コントラストのサポートの改善
- キャレットブラウジングや新たな入力
- 視覚障害者の読みやすさ、フォーカス、選択の改善
- アクセシブルサイトの構築、テストするための開発者向けツールを提供
基盤
- JavaScript のパフォーマンスにおいて業界をリードする
- 複数の次元で間でセキュリティを高める
- キーボード スクロール パフォーマンスと対話機能を強化
- Adobe Flash を別のプロセスに分離し、不要になったコンテンツの一時停止
- ネイティブの Windows グラフィックを介して GPU アクセスを継続する
- バックグラウンドのタブ、タイマー、および処理を改善
未来の Web の開発
急速な進化を起こす可能性がある新しい web 技術は問題を引き起こす可能性がある。 Web 標準機能の実装は適切なアプローチを見つけることを目指おり
これを念頭において、以下の技術の開発を開始した。
- ES2016 Modules
- Fetch API
- Web Notifications
- Beacon API
- WOFF 2.0
- High Resolution Time Level 2
- Future ECMAScript proposals(Array.prototype.includes, String.prototype.padStart, String.prototype.padEnd, Object.values, Object.entries)
- Web Assembly のための JS パイプラインを改善
Drag and Drop Directories の開発(将来的には Directory Upload の仕様に合わせる) ServiceWorker や Push API も試作を始めている。 Web Componets である Shadow DOM も開発間近。
2016年、Web 標準への提案
FIDO 2.0:
Google、PayPal と他の 11 月に W3C に FIDO 2.0 提案。
web サイトへのログインなどの認証を Windows Hello Api から使用できる。
Web Payments:
W3C の Web Payments Working Group で Web サービスの統合的な支払いできるよう API をさまざまな提案を検討している
ECMAScript 2016:
Async Functions の提案
コミュニティへ開放
開発者に共有し、相互運用性の問題を追跡しやすくし、どの Web 技術をサポート対象にするかなど詳細を公表していて、
フィードバックお持ちしておりますというお話。
フィードバック先
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