Microsoft Edge、アクセシビリティの改善
参照元(英語)
Microsoft Edge build 10240 で他のブラウザではすでにある ARIA Landmark Roles が正式対応。
Web サイトの音声読み上げがタグの属性に応じて内容を知らせるようになりました。
日本語で読み上げもされます。
読み上げの設定方法
設定を開き、簡単操作のナレーター、ナレーターのスイッチをオンにします。
または「Windows キー + Enter キー」を押します。
戻す場合は同様に「Windows キー + Enter キー」を押します。
新しいアクセシビリティ機能
- ARIA ロール:
none, article, definition, log, math, note, scrollbar, application, banner, complementary, contentinfo, form, main, navigation, search - ARIA プロパティ:
aria-atomic、aria-autocomplete、aria-dropeffectaria-grabbed、aria-label、aria-multiline、aria-orientation、aria-sort、aria-valuetext - <h1>~<h6> は ロールやプロパティを経由する
- 不確定な HTML チェック ボックス
- テーブルやリストの読み上げを改善
- HTML5 form 要素、UI Automation 実装の改善
フィードバックからの改善
- アドレス バー、設定、お気に入り、履歴、およびダウンロードなど主要 UI 要素でキーボードとナレーターをサポート。
- 段落、リンク、代替テキストを含む画像へのタグ付き PDF のサポート。
- フラッシュのアクセシビリティの向上
- UIA に改良された ARIA と HTML のマッピング
また、WAI-ARIA 1.1 が開発中のステータスになりました。
以下の物が近いうちに対応されるでしょう
- HTML セマンティック要素とナレーターランドマークナビゲーション
- アクセシビリティ対応の名前と説明: Computation and API Mappings 1.1
- Core Accessibility API Mappings 1.1 (ARIA implementation) の改善
- HTML Accessibility API Mappings 1.0 (HTML accessibility implementation)の改善
- デフォルトナレーターナビゲーションのテキスト適用
- タグ付き PDF の向上